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熊本大学医学部卒業後、大学病院や専門クリニックで内視鏡治療の経験を積んだ村田院長。平成11年11月の開院以来、“検査時間を短くして、痛みをなくすこと”を目的として検査・治療を行い、口コミで評判が広がっている。『早期発見早期治療のためにもお気軽にお越しください』と優しい口調で語る院長。多くの実績を残しているその確かな技術を、三波豊和が実際に体験レポートする。
患者さんの不安を取り除くために 三波豊和:まずこちらにおうかがいして印象的だったのが、温かい雰囲気の待合室と診療室です。家具調度品なども、あまり病院では見かけないものを使っていらっしゃいますね。内視鏡検査は“痛い”とか“つらい”といったイメージがどうしてもあるんですが、こちらにおうかがいするとリラックスできる感じです。
村田博司:固定概念をお持ちの方は結構いらっしゃいますが、それは医師の技術や設備の充実によって大きく変わるものです。例えば胃の内視鏡検査は比較的簡単な技術ですが、大腸に関しては手先の器用さなどの医師本人の資質が大きく影響します。
三波:なるほど、その辺はいわゆる職人技の領域ですよね。時間はどの位掛かるものなのでしょうか。
村田:平均4〜5分です。ただ、ポリープを焼き切る治療が必要な場合は、さらに5〜10分ほどかかります。検査前に当日の朝食さえ抜いて来ていただけば、いつでも検査が可能です。
三波:え!? そんなに短くて、しかも何食も抜かなくていいんですか。大腸の方はいかがでしょう。
村田:前日に小さな下剤、そして当日にもう一回下剤を飲んで、きれいにして来てもらいます。
三波:『消化のいいものを何日間も専門に食べる』みたいな事を聞いていたのですが、そちらも簡単ですね。ところで食事で思い出しましたが、肉中心の食生活は胃腸に良くないんでしょうね。
村田:1週間に一度位ならおもいっきり食べても問題ないですよ。ただ、動物性タンパク質よりもお豆腐や納豆などの植物性のものの方が胃腸には負担が少ないです。
三波:やはり和食中心がいいということですね。具体的に症状がなくても、乱れた食生活をしている人は少なからず不安を持っていると思いますが、定期検診はどういったペースで受けるのがいいのでしょうか。
村田:1年に1回のペースでお越しいただけば、ガンであってもほとんどの場合、早期発見ができます。胃ガンや大腸ガンは初期の段階ですと、内視鏡治療で完全に対応できます。あと、肛門から血が出た時は要注意です。奥にポリープやガンを発見することも珍しくありませんから、痔だと決めつけないで検査を受けていただきたいですね。
三波:私の知り合いに痔の名医がいらっしゃるんですが、確かに『患者さんが痔と言っても、実際は進行した大腸ガンだった』というケースは少なからずあるとおっしゃってました。いやぁ、怖いものなんですね。
村田:用心に越したことはありませんよ。ところで三波さんは40代半ばでいらっしゃいますが、胃や腸の検査の方は?
三波:まだ一度もきちんとした事がないんですよ。先生、ぜひお願いいたします。先程からお話をうかがっていて、これはチャンスだと思っていた所なんです。
村田:そうですか。ご都合のよろしい時にぜひやりましょう!
あっという間に…
(一週間後、再度クリニックへ) 三波:今日はよろしくお願いいたします。
村田:検査の準備はできましたか。腸をきれいにする飲み物が1リットル以上もあったから、ちょっと大変だったかも知れませんが…。
三波:長年ためた宿便まできれいに出たという感じで、なんか体がとっても軽いです。
村田:それは良かった。それでは始めましょう。まず内視鏡の説明をいたしますと、口から入れる1mの胃用と肛門から入れる1m30cmの大腸用の2種類があります。
三波:見た目はあまり変わりませんね。 村田:そうですね。機能も似ていまして、先端に小さなカメラとライトがついています。また、胃や腸の内部は少し膨らませないとよく見えませんので、空気を送り込む穴がありますし、逆に胃や腸の中に残っている液体もそこから綺麗に吸い取れます。他にもポリープを焼き切る機能などがありまして、全ては手元でコントロールができます。
三波:そのあたりで器用さや長年の経験が重要となってくるわけですね。衛生面の方はいかがでしょう。
村田:酸性水を使い、自動洗浄機で毎回洗っていますのでご安心ください。それでは始めますので、ベッドに横になってください。まずは、腕に“意識レベルを下げる注射”をいたします。
三波:ちょっと、チクッとしますね…。 村田:すぐに効いてきます。最初に胃の検査からはじめます。このマウスピースを口にくわえてください。そこから、内視鏡を入れていきます。
三波:(心の中で…)おおっ、ススッと入っていく感じだぁ…。オエッとしないで苦痛はないです。意外です…。しかし確かに、頭が徐々にボーッとしてきました。ああ、何かとっても眠たいですぅ…。
(無意識の内に迅速に検査が進む。そして10分後、遠くに聞こえてくる先生の声) 村田:ハイ、終わりましたよ。何ともなかったでしょう。
三波:え!? ちょっと意識が朦朧としていて分からないんですが、胃も大腸も終わったんですか?全然感覚がありませんでした。
村田:正常な状態に戻るまで30分位はかかりますので、しばらく横になっておいてください。後程、診察室で結果を説明します。(そして部屋を移動。モニターの画像を出力した数枚の写真が並ぶ)
三波:どうもありがとうこざいました。本当に気付けば終わっていたという感じです。結果の方はいかがでしたか…。
村田:まず胃に関しては出口の辺りに軽い表層性胃炎が認められますが、問題はありません。胃潰瘍や胃ガンの原因になるピロリ菌もいませんでした。これは2人に1人の割合でいるものですから、三波さんの胃はとても恵まれた健康な状態です。
三波:あー、良かった。胃薬を飲むことが多いので心配だったんです。大腸の方はいかがでしたか?
村田:盲腸、結腸、直腸全て異常ありません。粘膜も毛細血管が木の枝のように広がっている様子がきちんと見え、とても綺麗な状態です。胃腸は基本的にお強いです。もちろん、ガンやポリープもありませんでした。
三波:安心しました。何か肩の荷がふっと降りた感じです。今回の検査で料金はおいくらですか。
村田:具体的な症状がある場合は保険が効きますので、3割負担の方で胃と大腸両方10000円くらいです。40代を越した働き盛りの方、または胃ガンや大腸ガンを患った人が家系にいらっしゃる方はぜひ検査を受けていただきたいですね。
三波:これで難病にならないのなら、金額も全く高くありません。こんなに簡単に済んでしまうのですから、毎年一度は内視鏡検査、これは絶対に欠かせませんね。皆さん、自分のために、家族のためにぜひお考えになった方が良いと思います。
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