大阪名物たこ焼きのトップランナー店として、こだわりの味を追求し全国展開している『たこ八』。人気の秘密は、常に研究し続けている生地と選び抜かれた道具にある。そんな人気店の中で、常連から観光客まで幅広い層に支持されている『たこ八 梅地下店』で、たこ焼き作りから接客まで現場の熱い思いを聞いた。
生稲晃子:こちらのお店は大阪の中心地で本当に人が多いですよね。お客様は常連の方が多いのですか。
管 英一:観光客や昼食に食べに来られる方などお客様は様々ですね。とにかく大勢の人が集まる場所ですから、店ではスピードを重視しています。常連さんは注文も慣れていらっしゃいますし、こちらもお顔を覚えていますので注文を受けたら5秒でお出ししますよ。
生稲:それはすごいですね! 東京では持ち帰りのお店がほとんどですが、カウンター席があるのは珍しいですよね。
管:大阪でもたこ焼きと言えば屋台で、カウンター席を設けたのは梅田の繁華街という立地ならではの形態です。もちろんテイクアウトもできますが、座ってすぐに食べられるのが人気です。多い時には20名近く並ばれることもあり、待っていただくのが申し訳ないので、早くたくさん焼けるようスタッフもどんどん腕を上げています。
生稲:お客様がいつも一杯で焼き甲斐がありますね。土地柄たくさんのたこ焼き店がある中で人気を維持されている秘訣は何でしょうか。
管:社長こだわりの醤油味の生地が人気を支える味ではないでしょうか。粉がおいしいから通販でも売れますし、店ではプロが焼くことで外はカリカリ、中はふっくらの極上のたこ焼きをお出しすることができるんです。また、熱伝導の高い銅板と、たこ焼きの回転スピードが出せる竹串を使用しています。銅を採用したのは温度との相性と抗菌性で、一枚の銅版から手で叩き出した『たこ八』オリジナルの四半世紀使い込んだものです。
生稲:材料だけでなく道具にまで様々なこだわりがあるのですね! 本当においしかったです。現在全国で22店舗をチェーン展開されていますが、今後の目標はどのようなものですか。
管:たこ焼きは毎日が実演販売ですから、焼くスピード、笑顔、元気な声でお客様を喜ばせたいと思っています。お客様からの「おいしかったよ」「ありがとう」という言葉が何よりの励みですね。また、今後は人材の育成にも力を入れたいです。新店舗を展開したくても安心して任せられる人間がいなければできません。良い人材がいるから店を増やしたい、そう思えるような人を育てていきたいですね。
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