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こだわりの食材を店主自らが仕入れてその日のメニューに反映する『Cuisine Bar 縁滋(エンジ)』。深夜に手間ひまかけた本格的な料理が楽しめます。

 2016年7月にオープンした隠れ家的ダイニングバー『Cuisine Bar 縁滋(エンジ)』。日本料理店で腕を磨いたオーナーが作る多彩で本格的な料理と、そんな美味しい料理が明け方まで味わえる店として口コミで瞬く間に存在が広まった。これまで小田原にはなかった貴重な店として、数多くの人々が関心を寄せている。


合田 雅吏(以下、合田)
こちらはとても落ち着いた雰囲気のお洒落なお店ですね。オープンされてからこれまでの間、お店の状況はいかがですか。


川口 浩一(以下、川口)
元々隠れ家的な雰囲気が支持されていたのですが、お蔭様で口コミで広く知られるようになり、多くのお客様がお越しくださるようになりました。開業当初から通ってくださるお客様からは「自分だけの隠れ家じゃなくなった…」とも言われています。


合田
人気の理由はどのようなところにあるとお考えですか。


川口
当店は予約が入れば夕方5時にはオープンしますが、通常は夜9時頃という遅い時間にオープンして明け方の4〜5時まで営業をしています。まさに深夜食堂といったところです。こうしたお店が小田原にはなかったからなのかもしれません。


合田
なるほど。ところで、こちらではあえてメニューを固定化せず、その日の仕入れや材料や気分でメニューを決めているそうですね。それって簡単なようでいて、かえって大変なのではありませんか。


川口
私は東京で10年ほど日本料理の修業を積みました。箱根の旅館やホテルに勤めた後、宮古島でダイニングバーの店長の経験もあります。そうした経験や料理の技術を惜しみなく披露したいとこの店を始めたのです。魚は漁港に自ら仕入れに行きますし、小田原には畑も多く地場の野菜も色々と手に入ります。それらを活かしてメニューを考えるのも作るのも楽しいですよ。


合田
日本料理を修業されてきたというお話ですが、アクアパッツァまであるのですね。


川口
ジャンルを問わず何でもお作りします。コース料理もご予約いただければ本格的なものをお作り出来ますし、お客様からのリクエストもお受けしています。小田原から東京まで通勤されている方もいらっしゃいますので、そうした方々にも帰宅前に食事のできる店ができたと喜んでいただいています。


合田
こうしてお話をしている間も、楽しそうに、そして素晴らしい手ぎわで料理をされていますね。本当に料理がお好きなのが伝わってきます。


川口
一人で何もかも仕切るのは大変な面もありますが、当店が好きで来てくださるお客様をがっかりさせたくはありません。美味しい料理を食べ、そして楽しい時間を過ごしていただきたいと思っています。ご予約いただければ、昼もお店を開けますよ。今お出しした料理は、豚肉を醤油とトマトで6時間かけて煮込みました。手間ひまが掛かってしまってもつい一生懸命やってしまう性分なんです。今後更に忙しくなったとしても、常連様から接客や味が変わったと言われないように努力したいと思っています。


合田
取材させていただいて、今後ますます人気のお店になる予感がします。あとはオーナーのお体だけが心配なところですね。


川口
ありがとうございます。店名の『縁慈(エンジ)』は、縁を大切にしたいのとえんじ色が好きなので名付けました。飲食店は何よりも縁が大切ですからね。これからも、小田原で長く愛される店になるよう頑張って参ります。